(左から高野悦子さん、ベアテさん、藤原智子監督、大竹洋子さん)
♪♪追加上映二本・無料です♪♪ 大木晴子
「第17回東京国際女性映画祭」は、27日で予定の上映が終わりましたが明日28日(木)に追加二本の映画を上映いたします。どちらも入場は無料です。
11時より「兼子」(16ミリ・80分)渋谷監督作品
13時より「レポートあの鷹巣町に何がおきたのか」(ビデオ140分)羽田澄子監督作品
http://www.iwff.jp/
「ベアテの贈りもの」素晴らしい作品でした。アメリカからベアテさんもいらして当時のお話をしてくださいました。
日本の敗戦後の新しい憲法草案作成時に「男女平等」の文言を加えて下さったベアテさんに参加者は感謝の気持ちがいっぱいという会場の雰囲気でした。
この映画「ベアテの贈りもの」は、4月より岩波ホールで上映されます。
周りに声をかけあって皆さんでご覧になることをお勧めします。
その後で、ゆっくりお茶を飲みながらお話し合いをするのも良いのではと思いました。
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立っていると「少し寒い!」と感じるように! 大木晴子
今年はいろいろと忙しく感じる年ではありませんか。
毎年、香りや花をゆっくり楽しめた金木犀もあっという間に散ってしまい、毎日の着るものも忙しいこと、暑いのか寒いのか見当がつかない朝があったりと落ち着かない秋をむかえました。
新宿西口の意思表示は5時、小田急デパート地上での雲さんから始まりました。私が参加、直ぐに辺野古の写真にメッセージを込めてOさんが立ち始めました。今日はフライパンさんがそしてHさんがNさんがと続きます。
それぞれが思いを伝える・・・・でも通りを行き来する人々の無気力な視線がなんとも寂しい・・・・。
「これで本当に良いと思っているのだろうか・・・今の日本を」
子どもを連れた人たちは、その子どもが生きていかなければならない現状をみているのだろうかと今日はずっと考えながら私は過ごしました。何か新しい試みを始めようかと考えながら立っていました。
6時何時もの広場へ
私の立っている柱から見た意思表示です。
柱から見えないところに何時もの方が・・・・
新しい言葉で意思表示です。
フライパンさんは地上で配ったチラシを持って!
そこには「イラン人難民ジャマル氏は無実だ!」と。
http://www2.bbweb-arena.com/jamalq/
(ジャマルさん救援会のサイトです)
今日の広場は何時もとちょっと違いました。
嬉しいことがありました。
この意思表示からは、いろいろなものが育ちました。
レインボーの旗!
平和のバンダナ!
表紙の絵を雲さんが描かれたリバーベンドの本!
そして、近々!!ジュゴンの絵本が誕生します。
http://www.seiko-jiro.net/modules/news/article.php?storyid=265
私が雲さんの「平和」、明日も晴れの「PEACE」のバンダナを拵えた時に、Yさんが言いました。
「私も沖縄の辺野古にカンパ出来るものを作ろうかなぁー。ジュゴンの絵本が作りたいなぁー」と・・・・。
その気持ちが育ちました。雲さんが書かれた童話「ジュゴンの海から」を何人かの仲間で読み返し意見を出し合いながら作業が進行しています。もちろん素敵な絵は雲さんこと村雲 司さんです。
持ちやすい大きさ、求めやすい値段(300円)
なんと言っても辺野古を支援する仲間たちの優しい思いが詰まっています。これからプレゼントをする機会も多い時期になります。
品物にそっとこの一冊を添えて送られると皆が優しく生きていけると思います。何冊かまとめてお買い求めください。収益金は全部辺野古へのカンパになります。
近く、送料等を調べてニュースに書かせていただきます。
出来上がりまでに後、一ヶ月ほどかかります。
楽しみに待っていてくださいね。(おおきせいこ)
★ 9月24日のニュースでお知らせしたカウント数から約20日が過ぎました。ここ何週かは多い日は600回を越え、少ない日でも400回ちかく訪ねていただいています。15日までのデーターは111426になりました。
母さん、頑張ってむいた銀杏です。
フリーマーケットで販売します。
辺野古へのカンパになります。
今日、西口でもう50個の予約が入ったそうです。
みんな買ってくれるかなぁー。
そうだ、忘れてた!
西口報告は、日曜の午後には掲載します。ジロー
「日傘」 大木晴子
今年の暑い夏は、初めて日傘をさしてみたいと思いました。
時折、傘屋さんをのぞいて見たりしましたがなかなか気に入った物に出会えずそのまま秋をむかえました。
幾つも台風が過ぎ去った頃に義父が学校時代の仲間と連れ合いの運転する車で出かけました。そのうちのお一人から「これはあなたの奥さんが使われると良いですよ」と夫に義母の方見分けの日傘が手渡されました。義父の話だと義母がとっても気に入って糸を染めて織ってもらった布で拵えてもらった「日傘」だと言う話でした。その日傘は、紬のような織りによく見ると幾つもの色がさりげなく混じり、シマがモダンな感じがして少しも古く感じません。
十五年前に亡くなった義母の方見分けは、義父と義妹がしました。
私は一つだけ義母の方見分けには、望みがありましたがそれはかないませんでした。
義母は洋裁が上手でした。仮縫いの時の縫い目までが凄く丁寧でいつもビックリしていました。ですからくるいの無いそれは着やすい服に仕立て上がるのです。近所に住む義母の友人はきっと彼女の拵えた服なら大切に着てくださるだろう。だから皆さんに一着ずつ差し上げて「季節ごとに街で義母が作った服を着た方に出会える」素敵だろうなぁーと思いました。母がそこに活きていると感じられると嬉しいと思いました。
そんな思いがやっと薄れてきた頃に義母の「日傘」が私のもとに戻ってきました。
傘を開き肩に触れると「晴子さん、使ってね」そう母の声が・・・・。
もう探さなくていいなぁー 日傘を。(おおきせいこ)
台風でも意思表示の灯は灯しつづけられて良かった。大木晴子
「台風でもスタンディングの灯は灯しつづけられて良かった。」とKさんからのメイルの言葉にありました。
10月9日の土曜日、夕刻から台風の影響を受けた東京です。
私はこの日の午後、渋谷のウィメンズプラザホールで行われた「季刊「前夜」創刊記念集会」に出かけました。悪天候の中でしたが、会場に行きビックリしました。たくさんの皆さんが集いその気は不思議と最近感じたことが無い張りつめた真剣な眼差しがこれから本腰を入れて「神経を研ぎすまして」生きて行かなければならない時代にその中で私は「一人一人が、たった一人になった時に抵抗出来るかが問われる」という言葉を重く受け止めました。
前夜宣言
1.私たちは、戦争体制へと頽落していく日本社会の動きに抗し、思想的・文化的抵抗の新たな拠点を築く。現在のこの状況はなぜ・どのように形作られてしまったのか。日本という一国家に閉ざされた枠組みではなく、東アジア、ひいては世界という広がりの中から、〈戦後〉の歴史を批判的に再検討し、〈別の道〉を摸索する。
2.私たちは、文化・芸術分野の批評に特に力を入れ、ジャンルの壁を越えた新たな批評のスタイルを創造する。現在のように批評精神が衰弱しきったままでは、「夜」を耐えしのび、新生のときを迎えることはできないからである。
3.私たちは、女性・被圧迫民族・マイノリティなど、世界のいたるところに存在する被抑圧者たちの経験を、歴史性の視点をもって検証する。このことを通じて、さまざまな形で抑圧・分断され、相互に出会うことも難しい状況にある者たちの対話と連帯の場を構築する。
4.〈平和〉〈民主主義〉〈人権〉〈人道〉〈正義〉……。これら人類普遍の価値をあらわすはずのことばが、蔓延するシニシズム、相対主義、現実主義、自己中心主義のレトリックに磨耗させられ、あるいは強大な権力に恣意的に横領されている。私たちは、これらのことばに込められている価値そのものを救い出し、再生させる。
5.〈知的〉であることは現実を変えようとする情熱と不可分であり、現実を変えるためには〈知的〉でなければならない。この「夜」を悔いなく生きたいと願う私たちは、〈知的〉であることの責任を回避せず、真に〈知的〉であろうとする努力を惜しまない。
「前夜」のホームページです。
http://www1.jca.apc.org/zenya/
私は先週、購入して読み始めました。その本は、先日兄の所においてきたので今日は購読の手続きをしてきました。
本当は、特定非営利活動法人(NPO)なので会員になって応援したいと思います・・・・いまはまだ無理・・・でもバンダナで頑張って応援出来るようにしたいとおもいます。
2007年7月に12号を出すまでの3年間のたたかいを共にこの「前夜」を読み、考え、私流の行動をすることで私もいつも知的でありたいと思います。
ぜひ、ご購読をお願いいたします。
詳しくは、「前夜」のホームページをご覧ください。
昔、「朝日ジャーナル」を小脇に抱えて歩いていた時代がありました。渡辺一枝さんは、電車の中で「DAYS JAPAN」を広げて見ていますと言われます。私は「前夜」を持ち歩きましょう。少しづつ周りから自分の側から何かが変わっていけたら良いなぁーと思います。
先ずは、個が動き出さなくては、「初めの一歩」は勇気がいるけどとても素敵なことだと思います。
素敵な集会の途中で外に出ました。5時30分!
もの凄い雨と風でした。
青山の交差点近くは、マンホールから水が噴き出し交差点は膝近くまで、傘は曲がりさせないので頭からずぶ濡れになりながらどうにか渋谷までたどり着き、ホームへ行くと山の手線はホームで止まっていました。
私は体調も考え帰宅しました。
新宿では、この雨と風の中一人地上で意思表示をされたOさんがいました。
地下広場では、Oさん、Kさん、OHさん、Sさん、Tさん、男のTさんが立たれたそうです。
Kさんの「台風でもスタンディングの灯は灯しつづけられて良かった。」この言葉が輝いていました。(おおきせいこ)